この記事でわかること
・在宅看取り中の家族のリアル
・介護する側が抱える葛藤
・遠距離でも感じる無力感
・家族だけで抱えない大切さ
「お父さんの様子がおかしい」
妹から連絡が入りました。
母から、
「お父さんの様子がおかしい」
と連絡があったそうです。
父は意識がもうろうとしていた。
顔色も悪い。
足もパンパンにむくんでいる。
どうやら、
痛みが強くなり、
医療用の痛み止めを多く飲んでしまった可能性があるとのことでした。
母は「死んだと思った」
あとから母に話を聞くと、
父が動かないから、
「お父さん、死んじゃったと思った」
と言っていたそうです。
認知症の母。
でも、
長年一緒に暮らしてきた父の異変は分かる。
その不安や怖さは、
母なりに感じていたのだと思います。
妹の限界
そして妹からも連絡がありました。
妹は仕事をしながら、
週3回ほど実家へ通っています。
やっていることは、
・買い物
・お風呂の準備
・父の介護
・ポータブルトイレの掃除
・ゴミ出し
先月のガソリン代は、
なんと48,000円。
妹は言いました。
「いつまで続くのかな」
「早く死んでくれとは言わないけど……疲れた」
その言葉を聞いて、
胸が苦しくなりました。
介護していない自分も苦しい
夫は長男です。
本当なら、
もっと近くにいて、
もっと手伝いたい。
でも北海道と宮崎。
距離があります。
「離れているから仕方ない」
と言えば簡単。
でも、
夫はそう思いたくなかった。
「長男なのに何もできていない」
「介護している妹に申し訳ない」
そう感じていました。
余命2週間と言われてから1か月
父が余命2週間くらいと言われた時、
正直、
「もう少し長く生きてほしい」
と思いました。
でも、
1か月近く経った今。
口に出してはいけないと思いながら、
「もう楽になってもいいんじゃないか」
と思ってしまう瞬間もある。
そんな自分を責めてしまう。
でも、
それだけ家族も疲れているということなのかもしれません。
介護は体だけじゃなく心を消耗する
父は生きたい。
家族も生きていてほしい。
でも、
痛みを見る。
苦しむ姿を見る。
介護する人が疲れていく。
その全部を受け止め続けるのは、
本当に大変です。
夫は言いました。
「このまま続いたら、自分も自滅しそう」
介護をしている人だけではありません。
遠くにいる家族も、
何もできない苦しさや罪悪感で疲れていきます。
まとめ|家族だけで抱えないこと
今回感じたのは、
介護は、
「体力勝負」
だけではないということ。
心も削られます。
だからこそ、
訪問看護。
ケアマネジャー。
介護サービス。
周りの力を借りることが大切。
家族だから頑張らなきゃ。
そう思うほど、
苦しくなることもあります。
父を大切に思う気持ちと、
もう限界だと思う気持ち。
その両方があっていいのだと思いました。
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